「生活クラブ風の村ぴあリビングスペース」のご利用案内-精神障害者向け共同生活援助事業
生活クラブ風の村スペースぴあ茂原では、統合失調症などの精神障がいをお持ちの方を対象としたグループホーム(共同生活援助事業)を運営しております。ここではそのご利用案内をご紹介します。
対象者はどのような方ですか?
主に精神障がい(統合失調症、高次脳機能障害、うつ病)などをお持ちの方にご利用いただいています。知的障害や身体障害をお持ちの方も、一度ご相談いただければと思います。
建屋が複数あるそうですが、どの建屋に住むのかを選べるのですか?
どの建屋に住むのかについてはご本人のご希望になるべく沿えるようにいたしますが、ご本人の健康状態や建屋の空き状況などによってご希望に沿えないこともございますので、ご了承いただければと存じます。
家賃について教えてください。
家賃はどの建屋も37,200円/月です。国からの家賃補助金が10,000円/月と市町村からの家賃補助金が10,000~13,600円あります。このように国と地方自治体からの助成金がありますので、入居者様の実際の経済的負担はかなり少なくて済みます。
また水光熱費もいただいております。詳しくはお問い合わせください。
入居にあたって一時金などは必要ですか?
入居の際に一時金として74,400円をいただいております。こちらは敷金ではございませんので退去時にお返しはできませんが、例えばご本人が入院などのために一度退去になってしまい、その後再び入居する場合には必要ございません。
居室の設備について教えて下さい。
建屋によって共用設備など多少異なりますが、すべての居室にエアコンがついています。キッチン・お風呂・トイレ・洗面所は多くの居室で共用となっています。
家具・家電と食器や日用品についてはご自分でご用意をお願いします。
食事の提供はどのようになりますか?
昼食について:当グループホームのご入居者の多くは併設する作業所の「生活クラブ風の村ぴあふぁくとり」(障害者就労継続支援B型事業所)を利用しています。こちらで月曜日から土曜日までは昼食をご提供しておりますので、こちらをご利用いただけます。
夕食について:希望する方には手作り・作りたてのお弁当を1食500円でご提供しております。また冷凍のお弁当も必要に応じてご提供できます。
↑夕食弁当の一例です。
↑七夕のスペシャル弁当です!
その他の朝食などについては、ご自分で用意していただいております。
食料や生活用品などの買い物はどうすればよいですか?
原則としてご自分でスーパーやホームセンターなどに買いに行っていただきます。コンビニはすぐ近くにあります。スーパーについては、2キロほどのところにある大型スーパーが最寄りの店舗となります。
ご希望の方については週に2回、買い物ツアーという形でこちらの大型スーパーまで職員が車で送迎・同行しています。買い物のサポートが必要な方については職員がお手伝いいたします。
その他の外出・買い物などの移動手段については、原則として徒歩か自転車となります。電車に乗る際にはスペースぴあ茂原の事業所棟からはJR本納駅まで600メートルほどです。
自動車やバイクの運転については、グループホームのご入居者については安全の観点からご利用をご遠慮いただいております。
病院やクリニックは近くにありますか?
スペースぴあから約400メートルのところに公立長生病院があります。長生病院は精神科はありませんが、内科・整形外科・皮膚科などがある総合病院です。
またスペースぴあ茂原の周辺には内科、外科、皮膚科、歯科などのクリニックがあります。
精神科の病院・クリニックにつきましては、市内に数か所ございます。
日中の過ごし方について教えて下さい。
一般就労をしている方は、当グループホームに住みながら職場に通っています。それ以外の方については、当施設ではグループホームと就労継続支援B型事業所が協力してご利用者の自立に向けたケアをするという方針から、「生活クラブ風の村ぴあふぁくとり」のご利用のあっせんをしております。
またご利用者の職業スキルなどによって、当施設以外の就労継続支援A型事業所などのご利用を希望される場合には、もちろんそちらも可能です。
体験入居をしたいのですが、料金などを教えて下さい。
ありがとうございます。費用、お持ちいただくもの、スケジュールは下記の通りです。
◯費用とお食事
宿泊費(1泊2日): 3,000円
朝食: ご自分で用意していただきます。
昼食: ご自分で用意していただきます。体験入居と同時にぴあふぁくとり(就労継続支援B型事業所)の体験利用もされる場合には、ぴあふぁくとりでご提供している昼食の利用ができます(1食600円)。
夕食: お弁当を利用される場合には1食500円でご提供いたします。利用されない場合にはご自分で用意していただきます。
費用については翌月20日頃に請求書を本部より郵送しますので、同27日までにお支払いをお願いいたします。
◯お持ちいただくもの
・衣服
・服用するお薬
・朝食や夕食分の食材(自炊の場合)
・お金(食費やお小遣いなど)
・歯ブラシ、洗顔用のせっけんやタオルなど
・シャンプー、バスタオル、ブラシなどのお風呂用具
※布団やテレビに関してはこちらでご用意させていただきますので、必要最低限の荷物をご持参ください。
◯スケジュール
体験入居と同時にぴあふぁくとり(就労継続支援B型事業所)の体験利用もする場合には、スケジュールはぴあふぁくとりのものとなりますのでこちら(PDFファイル)をご覧ください。
ぴあふぁくとり終了後は居室等で自由にお過ごしください。
職員は夜間も常駐していますか?
申し訳ございませんが、職員は夜間は常駐しておりません。夜間の緊急時対応につきましては、職員が専用の携帯電話を持つことでご利用者から連絡を受ける体制を取っております。